よくある悩み① 「何から手をつけていいかわからないよ~」

oshieteできる人は「迷う前に始めてしまえ!」と言います。何でもいいので、まず始めることが重要です。そうすると、脳の奥にある大脳基底核の一つでやる気に関連する線条体という部位が勝手に発火して動き出します。これを『作業性興奮』といい、次第に勉強が快感に変わっていきます。
それでも「最初の一歩が踏み出せない…」ならまずは簡単なもの、得意なものから始めましょう。たとえば、受験生なら、「英単語・漢字の書き取り・簡単な計算問題」のようなハードルの低いものに取り組むうちにエンジンが暖まっていきます。これを『スモールステップ』といいます。非常に有効な学習方法です!
逆に「やるべきことがたくさんあって…焦り焦り焦り」という人もいると思います。その場合、『TO DOリスト』を作成して頭の整理をすることが有効です(TO DOリスト⇒やることをリストアップすること)。思い浮かぶ項目を箇条書きにし、勉強の内容を大きく三つぐらいにグルーピングしていく。そうすることで、やるべきことの全体像や優先順位を冷静に判断することができるようになります。

 

よくある悩み② 「やる気がでないよ~」

yarukishinaiこれは多くの人が抱えている問題ですね。しかし、意外に簡単に解決できますよ!まずはこれ…『入りの儀式』。たとえば、勉強ややるべきことの前に「机の上を拭く、片付けをする」といったちょっとした作業を習慣化する。そうやって体を動かしていると、脳内のやる気回路が動きやすくなるのです。ラグビーの五郎丸選手がやっている「ルーティン」のようなものですね。次に『脳内リハーサル』いわば、勉強する前のイメージトレーニングです。たとえば、自分がソファから立ち上がって机まで歩き、テキストを開いて演習問題を解く。そんな「動画」を頭で再生してみる。勉強している姿を、もう一人の自分が俯瞰するような感覚です。シュートを打つ脳内リハーサルをして、脳の前運動野、運動野などの活動を活発化させ、体が疲労していても「今日もがんばろう」と意欲を高めることができるのだ、と言っているサッカー選手もいます。最後は『デットライン・テクニック』。デットラインとは「締め切り期限」のこと。「今週中に○○の勉強を終了させる」といった期限や締め切りを自ら設定することで、自分を追い込む。人間はデッドラインを目の前にすると全力を出す…確かにそうですが、そこで最大の敵になるのが「今回は期限を守らなくてもいいや」という自分の甘さです(悲しいかな。ほとんどの小中高生がそうですね…トライプラス鷺宮校の生徒は違うはず!)。期限を守るには「危機意識」を持つことが必要です。ここでやらねば志望達成できない、内申・評定が下がる、将来の夢が遠のいてしまう…ライオンに狙われている草食動物のように、不安や恐怖に怯える臆病さこそがむしろ、今のやる気に火をつけるのです。

 

よくある悩み③ 「すぐに気が散るよ~」
簡単です!勉強に関係ないものは、机の上に置かない。ゲームは見えない所に隠す、スマホ・パソコンも電源を落とす。違う科目のテキストも置いてはいけません。こうした対策を『環境コントロール法』と言います。自分の周りを整理し、思考や行動を制御する方法です。勉強する時は、邪魔するすべての誘惑をあらかじめ遮断しておきましょう。
一方、よくあるのが、気が散る原因を取り除き、いざ勉強に集中しようとしても、周りが気になってしまうケースです。こういった場合は、人に干渉されない空間を確保することが重要です。もし、自宅にそういう空間がない場合は、自習室を利用することをオススメ致します。自習室で勉強することによって『ミラーニューロン効果』というものが働きます。これは、自習室などで、同じような志を持って勉強に励む人を見ると、まるで自分も集中して学んでいるように脳が活動する現象です。これでやる気を持続させることができるようになります。ぜひ、トライプラス鷺宮校の自習室へお越し下さい!

 

よくある悩み④ 「なかなか覚えられないよ~」

これは前号で一部ご紹介した内容と重複しますが、少し細かく解説します。ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した「忘却曲線」理論によると、人は覚えたことを一時間後には56%忘れ、一日後には75%を忘れると言われています。つまり、忘れるのは「当たり前」だから、「復習を定期的に!」ということです。
では、具体的にどうすれば良いのか?答えは簡単。「思い出す機会を多く作ること」です。たとえば、90分学習し、10分間休憩します。その時に「何を覚えたんだっけ?何を学んだんだっけ?」と自分に問いかけてみる。すると、思ったよりも忘れていることに気が付きます。その時は、すぐさまテキストを確認し、インプットし直しましょう。 そして、重要なのが「寝る前」に再度、確認作業を行い就寝することです。寝ている時は記憶阻害が最も少ないからです。
学習量と記憶定着量の関係ですが、実はコツコツ継続していると、「爆発的に」わかるようになる瞬間がやってきます。この経験をしている人も多いと思います。つまり、学習とは、脳神経のつながりを密にしていく作業である、と言うことができます。勉強し始めは、それらのつながりが良くなく、学習効果も低いことが多いですが、勉強を続けていると次第につながりが密になってきて、理解度が飛躍的に上がっていくのです。前回の「量質転化の法則性」と同じですね。以上のことをぜひ試してみてください!

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責任者:丸山実信